ゴームクへの道Ⅲ

今朝も素晴らしい天気!

3-1_3-2_3-3_朝食を終えたら、最終目的地であるゴームクを目指して出発!ゴームクまでは、7㌔(約3-4時間)だが、急遽予定を変更。昼食を取りにボージバーサまで戻ってきたら、そのままガンゴトリーまで下山することになったのです。理由は、限られた時間の中でヨガニケタンで瞑想やヨガをする、ガンジスでの夜のアールティ(お祈り)など、やることが一杯!

という理由で、1日歩き通しを覚悟で下山を決意したのです。

3-4いきなりこの斜面は、キツイ。

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3-3_とにかく上を向け!

3-11徐々に山道から河原道へ。不安定なゴロゴロの大きな石。ここはまだマシだった。このあとは、あまりの道の悪さに写真を撮る余裕すらなく、何度も滑り落ちそうになったり、怖くて足が前にでなくて、手を引いてもらったり。そんな過酷な道なき道を進み、ようやくゴームクに到着。

3-6ここまで到達する方は、ほとんどいない、というのもうなずける。

 

3-133-16やったぜ!ゴームク!来たぜ!ゴームク!と言っても、去年の大雨で多少形が変わっていたゴームク。

3-14こちら、ご自分はハードクライマーだからビギナーの気持ちがあまりわからなかったメインガイドさん。足も長いだろうから、岩を飛び越えるのもお手の物。途中早く進み過ぎて、見失うほど(笑)ま、とは言え無事にゴームクまで来れたのだから、感謝しなくては。

しかし、ここから先(牛の口と言われる源流)が一番キツかった。

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岩の形が尋常ではない。物凄く先が尖っていて、倒れたら突き刺さるレベル。しかも、羊のように飛ばなくてはいけない場面が多々あり、飛ぶたびに負傷した左ふくらはぎが、今ここで断裂したら洒落にならない!と不安がよぎる。

さらに、旅行前にタロットで今回の旅を占っており、出たのが崩壊。これが何を意味するのかとーっても気になっていたけれど、まさか本当に転落とかじゃないよね?などマイナス思考が渦巻く。t

でも、神様は見守ってくださいました!ちゃんとゴームクを観るコトができました!

3-223-21右奥がゴームクです。その右側に小さな人みたいな人が見えませんか?私はサドゥーぢゃない!?やっぱりサドゥーいるんだ!とゴームクを撮るよりもサドゥー(修行者)を撮影したようなものです。なぜなら、私がゴームクに来たかった理由は、聖地、ガンジス河の源流ということもありますが、なんせ修行者が瞑想やヨガをする神聖な場であるから。だから、修行者がたくさんいるかと思ったら、全然それっぽい方々にお会いできない。

いるのは、インドの輩っぽいお兄ちゃんたち。↓これはラメが沐浴している図(笑)輩くんたちもキャッキャいいながら沐浴していました。

3-25さー、一通りゴームクを満喫したら!ひたすらボージバーサ目指して来た道を戻る一行。途中全く恐怖?で動けなくなった男の子をラメたちが安全な場所まで運んであげる。

3-193-20はー、さようならゴームクよー!!

また、道に迷いそうになりながら、ボージバーサまで下山。サッとランチをとり、チャイを頂き、ガンゴトリー目指して、ひたすら下山。

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ガンゴトリーまで何時間あるんだい!?日が暮れるまでに下山できるんかい!?果たして歩ききれるのかい!?など心の中でブチブチ言いながら、ひたすら歩く。しかも、もう足が勝手に前に出る状態。もう無心ですよ、瞑想状態ですよ、はっきり言って修行ですよ(笑)

タッキーが奇跡的に出会ったブルーシープ(青い羊 ヒマラヤの野生動物)2匹います。どこにいるかわかります?この羊が跳ねるから落石が起きるんですって。また、この羊を食べるためにユキヒョウが現れるらしい。かなり珍しい出会い!

3-34しかし、頑張って歩いても、どんどん日が暮れてくる。日が暮れたら、絶対!と言っていいほど、真っ暗ゆえに事故が起きる確率が急激にアップ。そうなる前になんとか下山・・・下山!とみんな頑張る。3-293-30来た時にチャイで一休みしたお茶屋さんで、今回はチャッチャと飲んですぐ出発。本当にNさんの冷静、適切なペース配分で無事に下山できました。彼がいなかったら、絶対に暗闇で道に迷い、寒さに震え、到着出来なかったのではないか?と思うほど。ここでまた、感謝。

ありがとうございました、Nさん。

もう、みんな意識朦朧、爪は黒くなるほど前のめりの坂道、転げ落ちるように降りた最後の階段。全てが目を閉じれば浮かぶほど、強烈な体験を致しました。ホテルに戻り、お部屋の準備が出来るまで車椅子に座り込む、疲労困憊を極めた私。ものすごい顔(笑)

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ホテルで出たチャイで生きているコトを実感。。。3-31