伊藤計劃にハマる

最近読んだ本の中で、面白い!!
と★5つなのが、
伊藤計劃の「虐殺器官」
ワタクシが本を選ぶ時は、
見た目(笑)が結構大切。
ちょと面白そうー、変わってるー、カッコいいーと
いうモノに手を出し、背表紙チェック、中身もパラパラ。
これでOKなら、即買い。
この虐殺器官も、黒い表紙に白字でシンプル、
タイトルからして、興味津々[E:eye]
おまけに作者は既に亡くなっている、
しかも34歳という若さで[E:shadow]
内容は・・・・
9.11以降の”テロとの戦い”は転機を迎えていた。
先進諸国は徹底的な管理体制に移行して
テロを一掃したが、後進諸国では内戦や
大規模虐殺が急激に増加していた。
というのが大まかなあらすじ[E:catface]
ま、あとはご興味あるからご自分で
その素晴らしい内容をご堪能下さいまし。
ワタクシがこの本を読んで思ったのが、
よくICチップで情報管理、人間も管理されちゃうよー、
という時代がすぐやってくる、いや、もう行われている?世界で
人間が自分の勘や、正しい判断で人間らしく生きていけるのか?
その勘や判断が違っていたら??という
ちょっと怖い未来がここに、綺麗に描かれているぅ[E:think]
この本を読むと、大量虐殺ももしかしてこんなん?と
思ってしまうほど、なんか説得力あるというか、
想像しやすい内容に惹かれるです。
もっとこの人の本が読みたい!と思い、
「ハーモニー」を読んでいるんですが、
これしかない?と思うと、残念でならない。。。
才能のある人は、早く逝ってしまうものなのね。